皆さんは岡本太郎パブリックアートが、
全国にどのくらいあるかご存じですか?
見たくなったら、その場所に行きさえすれば、
いつでも誰でも太郎藝術が見られるパブリックアート。
太郎は1950年代から、
「芸術は一般の人に広く開かれてなくてはならない」と言っていました。
大阪万博の際に制作された《太陽の塔》、《明日の神話》は超有名ですが、
日本各地に様々な太郎のパブリックアートが残っているのです。
『岡本太郎にであう旅 大杉 浩司 (著), 平野暁臣 (プロデュース)
(Shogakukan Creative Visual Book)』
本書は岡本太郎が日本各地に残したパブリックアートを、作品ごとに解説。
また、実際に自分の目で鑑賞できるように、作品ごとに地図を掲載してあります。
実際に本書を持って、現地に行くという旅行ガイド本的な性格も持たせました。
章立てとしては、代表作6点を丁寧に紹介。
そして「関東・東北編」、「東海・信越編」、「西日本編」と作品を、
所在地ごとに3章にまとめました。
著者である岡本太郎美術館学芸員の大杉浩司氏は本書の解説で、
太郎にとってのパブリックアートが芸術としての「最高の表現手段だった」と語っています。
収録点数はおよそ50点。
現在では見ることのできない作品については「資料編」で触れました。
さぁ、あなたも岡本太郎に会いにいきませんか?
ぜひお買い求めください。
『岡本太郎にであう旅』刊行のお知らせ
アイデアコンペ「太陽の塔に対峙せよ!」締め切りました
この度、アイデアコンペ「太陽の塔に対峙せよ!」の、
作品受付を9月16日(水)で締め切らせていただきました。
応募総数150作品という多数のご応募、誠に誠にありがとうございました。
【今後の予定】
第一次審査を月末に行い、
10月1日(木)午後1時
PLAY TAROならびに記念館HP上で発表いたします。
そして、
応募要項にもありましたとおり、
入選作品ならびに応募作品の一部を、
10月28日(水)より、
企画展『太陽の塔に対峙せよ !』
として岡本太郎記念館にて一般公開いたします!!
さらに、
11月26日(木)に、
入選者のプレゼンテーションと二次審査を行ない、
記念館展示室にて最優秀賞・特別賞を発表する予定です。
今後の動きも要CHECKです。
「太陽の塔に対峙せよ!」入選者発表!
“太陽の塔に対峙”すべく、
16歳~67歳という幅広い層から送られてきた、
計150点もの作品に“対峙”した審査員たち・・・
その審査は9月下旬に行われました。
9月22日には、
藤本壮介氏と平野暁臣が、
藤本 壮介(建築家)
平野 暁臣(空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長)
28日には、
五十嵐太郎氏、椹木野衣氏が、
五十嵐太郎・審査委員長(建築批評家/東北大学教授)
椹木 野衣(美術批評家/多摩美術大学教授)
2日間に分けて行われた審査、
そして入選作品として選ばれたのは7作品。
入選者は以下の方々です!
【入選者】
伊勢原宥人
大坪良樹
駒村佳和・田中みずき
中村宏太
宮崎宏康
山田栞
山田文宏・小川佳英・川口創史・後藤洋平・山田美紀
(50音順・敬称略)
おめでとうございます!!
岡本太郎記念館では、
企画展「太陽の塔に対峙せよ!」を、
2015年10月28日(水)~2016年2月28日(日)に開催します。
本展は、太陽の塔と対峙する建築、
空間のアイデアを広く募集したユニークな企画展です。
入選作品として選ばれた7作品、および応募作品の一部が展示されます。
また11月26日(木)の最終審査を経て、最優秀賞・特別賞を決定します。
太陽の塔との真剣勝負を、ぜひご覧ください!
そう思いながら、壮大な水平線構想の模型を見ていると、
どうしてもこいつをボカン!と打ち破りたい衝動がむらむら湧きおこる。
優雅におさまっている大屋根の平面に、ベラボーなものを対決させる。
太陽の塔は、展示物として美術館を渡り歩く〝フツーの彫刻〟ではありません。
高さ70mの圧倒的存在感、内部に擁する濃密な展示空間、建築と同様の建立プロセスなど、
あらゆる点で彫刻の常識から外れていますが、いちばんの違いは〝相手がいた〟ことでしょう。
先にリングに上がっていたのは《大屋根》でした。
岡本太郎がテーマ館の構想を練りはじめたとき、
すでに大屋根が万博の主役としてラインナップされていました。
空中都市のひな形である大屋根は、万博の思想を体現するモダニズムの極致。
太郎はこれを打ち破る「対極」を投げ入れることで、
万博を覆う楽観的な未来主義に風穴を開けようとします。
それから半世紀。
大屋根に〝対峙するもの〟として構想された太陽の塔は、ひとりでリングに立っています。
ならば逆に、いま太陽の塔に対峙する建築・空間があり得るとしたら、
それはいったいどのようなものなのか。
若い才能に訊いてみたいと思いました。
幸い、実施したアイデアコンペには150点の応募作品が集まり、
審査員に五十嵐太郎、椹木野衣、藤本壮介という最高のメンバーを迎えることができました。
本展では入選作をご覧いただくとともに、
11月末にこの中から公開審査で最優秀賞を選びます。
太陽の塔との真剣勝負、どうぞお楽しみください。
岡本太郎記念館館長 平野暁臣
『日本再発見 芸術風土記』から本文を一部抜粋!!
7月25日(土)に、
角川ソフィア文庫から同時刊行された、
『日本再発見 芸術風土記』『神秘日本』の2冊。
もう読んでいただけましたか?
まだというあなたのために、
今回、PLAY TAROでは本文を一部を抜粋してお届けいたします!
まずは『日本再発見 芸術風土記』から。
■『日本再発見』抜粋1 「長崎」より (PP.72-74)
(……)
長崎の異国文化にはたしかに一つのタイプがある。
私の案内された宿の装飾などもその象徴である。
ほとんどが散逸したとはいえ、やはりここは西洋骨董、
そのエキゾティスムの宝庫であり、
短い滞在中にも随所で南蛮渡来の美術品にぶつかった。
好事家にはヨダレのたれるようなものだろうが、私には少しも興味がない。
空虚なのだ。それらを眺めながら、私は直観した。
日本は果して幸運な時期に西洋と結ばれたのだろうか?
これは恐らくわが国の文化の最も重要ポイントの一つである。
徹底的に考えてみる必要がある。
私はこの点について否定的だ。
日本は悪いモメントのもとにだけ、西洋文化に出会ったとしか思えない。
たとえば、まったく勝手極まる想像だが、
もし日本がはじめてぶつかった文化が西欧ルネッサンス以前だったら、と考えてみる。
こんな仮定が無茶であることは承知の上だが。
強力な統一国家権力の成立以前の中世ヨーロッパ。
教皇のもとに一応の道徳的秩序をたもっていたとはいえ、
土地土地の小領国はそれぞれの土台、地方色の上に、対等に生きていた。
いささか牧歌的に見すぎるきらいはあるが、
しかし、東西の文化的段階に大きな食いちがいはなかった。
もしそんな時代に、――日本とはいわない、
東洋と西洋とが正しくぶつかっていたとしたら、
あるいは対等、同質的に問題をすすめあい、
驚異的な世界ルネッサンスをともに作り上げて、
今日とは違った人類文化をうちたてたのではないだろうか。
それはそれとして、少くとも今日の日本がになっているような、
不幸な輸入文化のゆがみはおこらなかったと思うのだ。
(……)
(2ページ目に続きます)
『神秘日本』から本文を一部抜粋!!
7月25日(土)に、
角川ソフィア文庫から同時刊行された、
『日本再発見 芸術風土記』『神秘日本』の2冊。
もう読んでいただけましたか?
まだというあなたのために、
PLAY TAROでは本文を一部を抜粋してお届けいたします!
今回は『神秘日本』です!
(前回の『日本再発見 芸術風土記』はこちら)
■『神秘日本』抜粋1 「オシラの魂」より (PP. 5-6)
以前、盛岡の博物館で、私はたまたま一対のオシラ神を見た。
一つは馬頭、一つは女の首。
それぞれ、ちょうど片手にとれるほどの大きさの人形である。
瞬間、身体の厚み全体に、
いいようのない生命の波動が走り伝わるのを感じた。
そして、幼いころの、
小さい歯痕のような記憶がよみがえってきた。
――ある時、それはもう夕方で、座敷はうす暗かった。
母が来客と話をしていた。
私は四つか五つだったろうか。孤独な子だった。
そんな時いつも解らないまま、
そばに坐って大人の話を聞いていた。
そのうち退屈なので、隅にあった用簞笥をいたずらしはじめた。
思いがけなく、その中から、赤っぽい、縫いぐるみの、
小さな布団をまるめたような人形が出てきた。
三角にとがった手足と、まるいささやかな頭がついているだけ。
目も口もない。
犬みたいだが、人間のようでもある。しかし異様に、生きている。
母にたずねたが、笑って、とりあってくれない。
しつようにきく私に、何か説明してくれたが、どうもおかしいのだ。
「秘密」があるような感じだった。
それっきり、どこかにしまい込まれて、再び見ることはなかったが、
それは幼い心にやきついた。
きれいな雛人形など何の印象ものこさないのに、
夕闇の中に赤く浮いたこの不思議なものが私の中に生きつづけ、
何かを暗示するのだ。
後年、それが「ほうこ」であり、
幼児の魔よけのおまじないであることを知った。
生れそこなった子供みたいな、ひらくべくして、ひらかなかった魂。
――だからこそ生命の渾沌に耐え、その力にみちて、不気味である。
ちゃっかり形になってしまった人間の、間のびしただらしなさ。
その無気力な表情にくらべ、この目、口、耳をつぶされて、
ひたすら内に生命力を充実させている人型の方が、
どれほど人間か……と思う。
オシラさまにふれたとき、
何故か、私は同質な感動をおぼえたのだ。
いつかこの生活の中にある神秘を掘りおこし、たしかめてみたい。
そう考えた。
(……)
私が今度の東北文化論で、特に青森県を目ざしたのは、
これらの素朴で、原始的な民間信仰を中心に、
日本人の生き方、その根深い感動を実見できると思ったからだ。
(……)
(2ページ目に続きます)
【速報】企画展「太陽の塔に対峙せよ!」スタート!!!
岡本太郎記念館企画展
太陽の塔に対峙せよ!
2015年10月28日(水)〜2016年2月28日(日)
岡本太郎記念館企画展「太陽の塔に対峙せよ!」がスタートしました!!
アイデアコンペの入選作7点をご覧いただき、
最終公開審査で最優秀賞を選びます!!!
お客様に選んでいただきます、
入選作の人気投票も行っております!!
そこでPLAY TAROでは、
入選作7点の提案書を極秘入手!!!
雰囲気だけではありますが、
ここに大公開いたします!!
いかがです?
もっとじっくり見たくなってきたんじゃないですか??
「文字をボカスなんてひどいぞ!」
そんなあなたは、
ぜひ企画展に足をお運び下さいませ!!
お待ちいたしております!!!
「太陽の塔に対峙せよ!」公開審査レポート
14:00になりました!!
「太陽の塔に対峙せよ!」
公開審査のスタートです!!!
—
(14:00)
まずは4人の審査員が着席。
左から藤本さん、椹木さん、五十嵐さん、平野さんです!
会場はものすごい緊張感に包まれています!!
この後は、5分のプレゼンと質疑応答の上、審査員の審査になるようです。
はたして最優秀賞に選ばれるのは誰なのか!?
「太陽の塔に対峙せよ!」審査発表!!!
14:00からはじまった公開審査も、
いよいよ審査結果を残すところとなりました!
はたして7作品のどのアイデアが、
最優秀賞に輝くのでしょうか?
五十嵐さん
「緻密かつ無意味というのが岡本太郎だと思うので。
そこを考えるとゲロは緻密さに欠けてるなと。
そう考えると、《体漂の塔》はサラリーマンがこれを考えるのかと。
そのギャップがすさまじいなと(笑)」
あぁ、ゲロ、好きだったのに・・・!
平野さん
「ぼくは馬鹿馬鹿しさっていうものが太陽の塔にふさわしいと思う。
太郎はあえて、意味のないもの、説明できないものを、
ロジックのかたまりの万博に投げ入れたんです。
ただ一方では、緻密さも避けがたく」
椹木さん
「そう考えると、大坪さんの案はアートの文脈としては、
いまの時代に良きものとされてるものが選ばれていて、エコロジーとか。
バカバカしさとか無意味さ、ベラボーなものという感じではないですよね。
なのでこの両者だったら《体漂の塔》なのかなと思います」
たしかに「体漂の塔」はベラボーですもんね!
五十嵐さん
「《体漂の塔》は人が死ぬかもしれないのがまたすごいですよね」
藤本さん
「ただ一点、気になるのが、模型を見るとね、
こういうものが太陽の塔のそばにあっていいのかなとも思うんですよね。
一方、大坪さんのは、プレゼンがね、もったいなかったかなと。
ある種の馬鹿馬鹿しさはあるんじゃないかなと思うんですけどね」
お、藤本さんは「樹形夢」推しのようです!
平野さん
「実はぼくも周りでこの展示を見た人が言ってたのは、
どれも太陽の塔に勝ててないと。
『よけいに太陽の塔のすごさがわかりました』って言われたんです。
だからそこのところが、どうかな?と」
も、もしや最優秀賞なし???
椹木さん
「大坪さんのは模型で説得力がなかったのはやっぱり残念だったかな。
《体漂の塔》は挑んでいるかっていう意味では挑んでると思うんです。
なので、こっちかなと思いますね」
五十嵐さん
「ぼくも意見は変わらずで、建築っていうのは人間が入るんですからね。
つまり人間は主なわけで。
そういう点からも、最優秀賞は《体漂の塔》。
そして特別賞は、大坪さんの《樹形夢》に。
おめでとうございます」
最優秀賞 「体漂の塔」山田文宏・小川佳英・川口創史・後藤洋平・山田美紀
特別賞 「樹形夢」大坪良樹
受賞コメント
最優秀賞
「造形で勝負しなくて正解でした。
夜中のテンションで縄で登ろうと決めたことがこうして結果になり嬉しいです。
一次は通る自身はあったんですが、通ったら模型にしなければならないので、
それはずっと考えていました。
人間のエネルギーが太陽の塔につまっているのと同じように、
この模型には5人のエネルギーがつまっています。
なのでこのような賞をいただけて本当に嬉しかったです!」
特別賞
「最大限に馬鹿馬鹿しさと、でもそれでいて実現性も模索した結果でした。
模型はドローイングに近づけられるか不安だったんですが、先輩後輩に助けられました。
本当にありがとうございました」
以上のような結果になりました!
最優秀賞、特別賞ともにおめでとうございます!!!
入選者の皆様と公開審査に来られたお客様、そして審査員で、
レセプションパーティも行われました!!
皆さん、本当におめでとうございました!!!
審査評に対峙せよ!
先日、《体漂の塔》が最優秀賞に選ばれた、
「太陽の塔の対峙せよ!」の審査評が届きましたので、
公開させていただきます!!!
まずは審査委員長の五十嵐太郎さんから。
「 一次選考は、現代において太陽の塔に対する解釈が
かくも様々にありうることがうかがえて楽しい審査だった。
もっとも、かつて太陽の塔が大屋根と向きあったように、
直接的に太陽の塔に対峙する提案は、必ずしも多くなかった。
パラサイト的に寄生したり、ズラしていくアイデアが目立ったように思う。
それだけ強敵というか、手強い相手なのだということを再認識させられた。
ともあれ、今回のコンペは、これまで個人的に建築の審査も、
アートの審査も経験したが、その両者が混じったあまりないタイプの場になった。
公開審査では、7組が発表したが、
アート側が個性あふれるプレゼンテーションだったのに対し、
建築サイドはやや固めだった。
が、それを突抜け、詳細図や構造解析まで提示し、
逆に異様さを引きだす、社会人が休みに集まった山田文宏チームの
「体漂の塔」が最優秀に選ばれた。
三仏寺投入堂にたどりつくときのように、
人々は命がけで「体漂の塔」内を登り、
最後は手足と顔を壁の外に出して、むきだしの身体で太陽の塔と向きあう。
なんともシュールな風景が出現するだろう。
応募案では意外と少ない直球勝負でもある。
特別賞は、太陽の塔をバイオマス発電所化する
万博公園牧場化計画の大坪良樹が選ばれた。
提案の内容はややPC的に正し過ぎるのが気になったが、
顔の半分が機械になったキカイダー、
あるいは暴走増殖する「鉄男」を想像させるようなドローイングは
禍々しさがあり、その両極が共存していることが興味深く思われた。
ただし、二次の段階で制作された模型は、
やや大人しく、造形的なインパクトが削がれてしまったのは惜しい。
ほかに気になったものは、宮崎宏康のパーフェクト・エコーである。
太陽の塔が宇宙に浮かび、それを半径340mの球体で包む。
中心から叫び、すべての音がやまびこで跳ね返り、一点に集中すると、
爆発が起きるかもしれないという提案だ。
かつて太陽の塔が、合理主義/近代のシンボルである
大屋根という建築に対峙したように、
今度は太陽の塔が、フランスの啓蒙主義の時代にブレーによって
構想されたような球体建築を招き寄せるのは興味深い。
そして中村宏大による太陽の塔がゲロを吐く、である。
涙を流しながら、消化不良をおこした太陽の塔がソーダを噴出するというもの。
通常の建築コンペでは絶対に選ばれない、バカバカしさに賭けたところに
大いに共感した。
駒村佳和/田中みずき案は、かつて大屋根を突き破った穴を可視化すべく、
足場で円筒をつくり、風船をつめるアート・プロジェクトである。
実際に実現したとき、もとのコンセプトを伝えるのは難しいかもしれないが、
それがなくても、単純に見てみたいと思わせる魅力をもった提案だ。
ただし、ちゃんとディテールまで考えていたことによって、
逆にもっと良いデザインが可能ではないかと思ってしまったことで、
損をしたかもしれない。
伊勢原宥人案は、万博公園に巨大なクレバスをつくり、アーカイブ施設とする。
山田栞案は、太陽の塔の足元に根っこをつくり、子供の遊びの場とするもの。
いずれも学生だったせいもあるが、自分が構想した空間やプログラムが、
実際にどのような場になり、どのように使われるのか、
といった具体的なイメージにやや乏しかった。」
次ページに続きます。
「生きる尊厳 -岡本太郎の縄文-」
岡本太郎記念館では、
3月2日(水)から、
「生きる尊厳
-岡本太郎の縄文-」
を開催いたします。
1951年11月、岡本太郎は“生涯の友”との運命に出会いを来します。
戦後日本での活動開始から5年、
上野の東京国立博物館でぐうぜん目にした縄文土器でした。
「驚いた。こんな日本があったのか。いやこれこそが日本なんだ。
身体中の血が熱くわきたり、燃え上がる」
奔放、躍動、破調、ダイナミズム、アシンメトリー…。
その荒々しく不協和な造形には、自然を敬い、自然を畏れ、
自然と溶け合いながら生きた縄文人たちの精神が刻印されていました。
獲物を追い、闘争する狩猟の民がもっていた原始のたくましさと豊かさ、
ふつづつとたぎる生命力。
わびさび型の日本の伝統美とは真逆の美意識を見出した太郎は、
これこそが“オリジナルの日本”“失われてしまった日本”なのだと直感します。
太郎にとって縄文との出会いは日本の発見である、自分自身の発見でした。
ついに戦友が現れた。そう思ったことでしょう。
太郎は、考古学に幽閉されていた縄文を芸術の世界に解放しただけでなく、
自らの人生観・芸術観の核にセットします。
岡本芸術とは縄文精神の発露である。そう言い切って差し支えないとぼくは考えます。
岡本作品と縄文土器を同じ空間で体感して欲しい。
そうした思いからこの展覧会を企画しました。
キュレーションは、
縄文と太郎を同時並行で研究している國學院大學博物館学芸員の石井匠氏。
「明日の神話」再生プロジェクトの一員として壁画修復にもあたった男です。
当記念館ではじめての縄文展。どうぞお楽しみください。
岡本太郎記念館館長 平野暁臣
失われた過去の記憶-縄文時代。
岡本太郎が歓喜した縄文土器は、縄文人が日常的に使った土鍋である。
彼らの鍋料理に必要なのは、鍋と水と火、
狩孤採集漁労でえた山野河海の幸、炉石、薪だ。
縄文人にとって動植物や自然物、人工物は、
単なる科理の具材、資源、道具ではない。
すべてが、かけがえのないイノチ。
本来、食事とは、イノチがイノチを懸けてイノチを奪い、
イノチを食らうことで混じり合う厳粛で神聖な儀式である。
“いのちの交歓”-太郎にとっての“縄文”は、
他のイノチと文字どおり混じり合い、共に生きることである。
彼は“生きることは芸術である”と言う。いのちと交歓する生と死の営み。
それが岡本芸術なのだ。
日本列島の土器出現から16,000年後、
太郎は縄文土器といのちの交歓を果たした。
“非常なアシシメトリー”に彩られる縄文という盟友をえた彼は、
稲作農耕を基盤とする“弥生”という“シンメトリカルな形式主義”を
ぶち破る闘いにうって出る。
自然を管理するシステムを備えた稲作。
そのはじまりこそが“第一次産業革命”だ。
それが現代に蔓延する陰湿な日本的ムードを生みだした。
人間と自然を分離し、効率的に自然を管理しようとする人間中心の社会では、
いのちの交歓は絶たれ、生命力は去勢される。さらなる縄文が必要だ。
彼はそう考えた。
太郎は世界の奥底にうごめく縄文を求めて旅にでる。
沖縄の聖地・御嶽との出会いは宿命的だった。
石と樹しかない、神と人が交歓する空間に漂う“なんにもないキヨラカサ”は、
縄文土器と同質の“生命の共感”を彼の心に呼び覚ました。
泥沼の闘いを強いられる日本において、
岡本太郎という名の男に課されたミッション。
それは、己のイノチと引き換えに、泥の中から忘れられた日本を奪還し、
“生きる尊厳”を現代人にとり戻すことだった。
岡本芸呪術の錬金術的方程式は「己×縄文=いのちの創造」である。
あなた×縄文は? 答えは、あなた自身の中にある。
國學院大學博物館学芸員 / 岡本太郎記念館客員研究員 石井匠
この展示では國學院大學博物館蔵の縄文土器を展示いたします!
ぜひご覧下さい!!
また石井匠さんの特別講座が開催されます。
【日時】5月7日(土) 予約制
詳しくは岡本太郎記念館公式サイトをご覧下さい。
http://www.taro-okamoto.or.jp/
さらに特別展示として、
第18回岡本太郎現代芸術賞受賞作家新作展示を行います。
【太郎賞】Yotta(6月予定)
(受賞作品 《金時》)
【敏子賞】久松知子(4月予定)
(受賞作品 《レペゼン日本の美術》
会期中、各作家のトークショーも予定しています。
詳しくは岡本太郎記念館公式サイトをご覧下さい。
http://www.taro-okamoto.or.jp/
【開館時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】火曜日
【入館料】大人620円(520円)小学生310円(210円)
( )内は15人以上の団体料金
『原色の呪文 現代の芸術精神』が刊行!
岡本太郎の『原色の呪文 現代の芸術精神』が、
講談社文芸文庫から刊行されました!
常識を疑い、
自己を破壊し、
芸術を否定する。
新たな芸術と、
生の歓喜のために。
創造の可能性を無限に照らす、
芸術論の名著。
この本では、
1968年刊行の『原色の呪文』から、
現代芸術に関する優れた文章が収録されています。
「黒い太陽」
「わが友、ジョルジュ・バタイユ」
「対極主義」
「ピカソへの挑戦」
「坐ることを拒否する椅子」
「梵鐘を作る」
「芸術の価値転換」
「モダーニズム克服のために」
などが記されており、
まさに岡本太郎芸術論の名著といえる書籍です!
エッセイのように短い文章が多いので、
とても読みやすい芸術論です。
「芸術は呪術である。
まず己を呪縛する。
己にとって、神秘であり不可解である。
自分自身、価値づけられない。
(略)
何だかわからない、
何でもないということさえもわからない。
その瞬間から、
それが私にとって呪術をおびはじめる。
(『原色の呪文』序-呪術誕生)」
「われわれは宣言する。
芸術的革命こそ、
革命芸術であり、
それはVICE VERSAであると。
われわれアヴァンギャルド芸術家は、
相互の無慈悲な対立と闘争によってクリエートする。
(略)
苦悩なくして、
絶望的な飛躍なくして、
新しい時代を開くことはできない。
(『夜の会』)」
「今日の芸術は、
うまくあってはいけない。
きれいであってはいけない。
ここちよくあってはならない。
と、私は宣言します。
それが芸術における根本条件である、
と確信するからです。
(『芸術の価値転換』)」
皆さんも岡本太郎の魂の叫びを感じてください。
最後に痺れに痺れた言葉を引用します。
「どうして芸術なんてやるのか--。
創らなければ、世界はあまりにも退屈だから作るのだ。
(『芸術と遊び-危機の接点)』
太郎の思想を知るならば、
ぜひこの本をお読みください!!
求む!映画監督!
長編ドキュメンタリー映画
「太陽の 塔( 仮 )」監督公募のお知らせ!
なんと!
『太陽の塔』をテーマにした、
長編ドキュメンタリー映画の制作が決定!!
さらに!!
この映画の制作を、
『太陽の塔』を、
心から愛する人たちでつくりたい!!!
そこで!!!
監督を公募することになりました!!!
↓↓↓詳細↓↓↓
“ 今すぐに、鉛筆と紙を手にすればいい。それだけだ。”
長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』製作委員会(株式会社パルコ・公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・株式会社スプーン)では、このたび『太陽の塔』をテーマにした長編ドキュメンタリー映画の制作を決定致しました(2018年公開予定)。本作では、岡本太郎の残した「太陽の塔」の持つ意味を、大阪万博から約半世紀の時を経て、改めて世に問いかけたいと考えます。つきましては、この作品を「太陽の塔」を心から愛する人たちで制作したいと考え、制作趣旨に賛同いただける監督を公募することとなりました。本物の「太陽の塔」への愛情と映像制作の経験・技術を持つ方であれば、年齢、国籍、性別は問いません。みなさまの“太陽の塔への熱意”を、製作委員会一同楽しみにお待ちしております。
企画意図
1970年、歴史的な巨大イベント「大阪万博」のド真ん中に、前代未聞の怪塔「太陽の塔」が現れる。
万博のシンボル《大屋根》を突き破り、70mの高みから会場を睥睨(へいげい)する姿は、いまも語り継がれる高度成長期を象徴する光景だ。
同時代を生きた日本人で「太陽の塔」を知らぬ者はいない。見れば、だれもが〝あのころ〟を思い出す。空前絶後のスーパーアイコンなのだ。こんな芸術作品はおそらく世界にも例がないだろう。しかし、いやだからこそ、メッセージは伝わらなかった。「太陽の塔」はだれもが知っていたが、その意味を感知できた者はほとんどいなかった。高度成長に沸く当時の日本には早すぎたのかもしれない。だがいまこそ必要なのだ。「太陽の塔」の出番はまさにこれからなのではないか?
いま塔内を再生させ、一般公開する計画が進んでいます。この機会をとらえて、「太陽の塔」を題材にしたベラボーなドキュメンタリー映画を作りたいと考えています。「太陽の塔」とはなにか?
私たち『太陽の塔(仮)』製作委員会は、この映画を「太陽の塔」への愛情をもつ者だけで創りたいのです。その深い「太陽の塔」への愛情を作品に投影してくださる監督を公募致します。映像制作の経験と技術をもつ者で、本物の愛情と創造的なアイデアさえあれば、あの時代を知らない世代でも映画界の住人でなくとも構いません。
「太陽の塔」に賭けた岡本太郎の情熱はいまも冷凍保存されたままです。それをいかに解凍するか。この課題に挑む才能と情熱をお待ちしております。
長編ドキュメンタリー映画映画『太陽の塔 (仮)』製作委員会一同
あなたの“太陽の塔への
「ベラボー」な情熱”を、
待っています!!!
主催:
長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』製作委員会
(株式会社パルコ
公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団
株式会社スプーン)
*2016年4月現在
制作プロダクション:
スプーン
『岡本太郎の沖縄』が刊行!
それは私にとって、
一つの恋のようなものだった。
岡本太郎
忘れられた日本、現代人が押しやってしまった日本がここにある。
ここが〝ほんとうの日本〟なんだ。
生涯をかけて「日本とはなにか」を考えつづけた太郎は、
沖縄を訪れ、直感的に思ったそうです。
「これこそ、オレたち自身なんだぞ、日本そのものなんだぞ。」
太郎が撮った〝ほんとうの日本〟は、
後世に伝えるべき貴重な文化遺産です。
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太郎にとって沖縄は、価値観をともにし、ともに闘う戦友のようなものだったに違いない。本土復帰を前に太郎はこう書いた。いま読んでも胸が熱くなる。
沖縄の人に強烈に言いたい。沖縄が本土に復帰するなんて、考えるな。本土が沖縄に復帰するのだ、と思うべきである。そのような人間的プライド、文化的自負をもってほしい。
島は小さくてもここは日本、いや世界の中心だという人間的プライドをもって、豊かに生きぬいてほしいのだ。沖縄の心の永遠のふくらみとともに、あの美しい透明な風土も誇らかにひらかれるだろう。
(あとがきより抜粋)
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太郎が愛した沖縄。
太郎が撮った沖縄。
いまこそ向き合うべき“日本”。
ぜひあなたのその眼でご覧ください。
また本書は刊行と同時に川崎市岡本太郎美術館で開幕する、
『岡本太郎が愛した沖縄』展の図録も兼ねています。
企画展 「岡本太郎が愛した沖縄」展
2016年4月23日(土)~ 2016年7月3日(日)
川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html
「岡本太郎の沖縄」
岡本太郎=撮影
平野暁臣=編
4月26日発売
発売:小学館/発行:小学館クリエイティブ
http://www.shogakukan.co.jp/books/77803607
「TARO T-Shirts デザインコンペ」開催決定!
いよいよ夏本番。
PLAY TAROではオリジナルTシャツのデザイン案を募集します。
条件はただひとつ。テーマが「TARO」であること。
TARO T-Shirtsの名にふわさしいものであれば、デザイン要素は自由です。
最優秀賞受賞者はオフィシャルグッズのデザイナーに起用され、
岡本太郎オリジナルTシャツのデザインを担当する機会が与えられます。
TAROにふさわしいクリエイティブなデザインを期待しています。
最優秀賞(1名):
ミュージアムグッズの公式デザイナーとして
岡本太郎オリジナルTシャツのデザインを依頼。
PLAY TAROにてインタビュー掲載。
審査員:
タナカカツキ
(マンガ家)
平野暁臣
(空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長/PLAY TAROエグゼクティブプロデューサー)
他
■選考手順
①応募案(画像ファイル)をPLAY TAROに送付。
同サイト内にて一般公開。
アクセスによる一次審査を行い、
アクセス上位数名の入選作品を選定。
②入選者はTシャツを実際に製作し、岡本太郎記念館に送付。
あわせて1分以内のプレゼンテーション動画を作成し、
PLAY TAROに送付。
③入選作品を岡本太郎記念館にて展示。
④審査会にて第二次審査を行い、最優秀賞を選定。
※審査の模様はPLAYTAROでコンテンツとして発表する。
■応募期間
2016年6月18日(土)~7月10日(日)
■一次審査(計測期間)
2016年7月20日(水)~7月30日(土)
■入選者発表
2016年7月31日(日)にPLAY TAROサイト内で発表する。
■Tシャツ製作
入選者は、応募作品のグラフィックイメージを実物化したTシャツを
実際に製作し、展示に供する。
8月25日(木)までに岡本太郎記念館に送付する。
あわせて1分以内のプレゼンテーション動画を作成し、
8月25日(木)までにPLAY TAROに送付する。
■展 示
入選作品は、2016年9月1日(木)から9月12日(月)まで、
岡本太郎記念館館内にて一般公開する。
(Tシャツは公開終了後に返却)。
■二次審査
2016年9月上旬に審査会を実施する。
審査結果は、審査内容とともに同日中に発表する。
■応募資格
自ら本デザイン案を創作する個人または団体。
国籍、年齢、経験、プロフェショナル/アマチュアは間わない。
また、かならずしもデザイン畑である必要はなく、職能は間わない。
■質疑回答
行なわない。
■提出物
Tシャツとしてプリント再現可能なグラフィックデザイン。
画像データで提出可能であれば、写真、手書きイラスト、書など、
デザインは(片面、両面、色なども)自由。
ただしデザインはオリジナルかつ未発表のものに限る。
応募は、下記のいずれかの方法のみとします。
※応募いただくデータ形式はJPG、GIF、PDFに限ります。
(1)メール (データ容量は2Mまで)
メール本文に、下記の項目をご記入いただき、
作品データ(2M以内)をご送信ください。
1:氏名 2:住所 3:所属
4:年齢 5:電話番号 6:デザイン意図(250字以内)
メールアドレス:info@playtaro.com
(2)データ送信 (データ容量は2Gまで)
「firestrage*」に作品データをアップロードし、
メール本文に下記の項目と
データをアップロードしたURLをご記入いただき、ご送信ください。
1:氏名 2:住所 3:所属 4:年齢
5:電話番号 6:デザイン意図(250字以内)
7:firestrageにデータをアップロードしたURL
*firestrageとは自分で作成したデータ等をアップロードできる無料オンラインストレージです。
ファイル送信やデータを送るのに非常に便利で、すぐにアップロード可能です。
firestrage: http://firestorage.jp/
メールアドレス:info@playtaro.com
■主 催
PLAY TARO
■WEBサイト
http://playtaro.com/
『ハカイジュウ』に太陽の塔が!!!
月刊少年チャンピオンに連載中の
『ハカイジュウ』に、
太陽の塔が!!!
ハカイジュウやばかった…太陽の塔が変型してた
— ふぁむ㌠ (@phantom0730) 2016年5月7日
ハカイジュウの最新話の超兵器太陽の塔がツボった
— しゅがぁはぁとどぎゅりん☆ (@doguuP) 2016年5月12日
ハカイジュウを読んでたら太陽の塔が戦闘してたなど・・・しかも変形してたんだぜ・・・
— うぃんどグリーンP (@W_Gre) 2016年5月16日
今月発売の7月号で
登場がはじまったので、
ぜひともご覧ください!!!
「TARO T-Shirts デザインコンペ」募集中!!!
「TARO T-Shirts デザインコンペ」
ただいま絶賛募集中です!!
素っ裸の岡本太郎にベラボーなTシャツを着せて、
険しい顔を笑顔にさせてください!!!
あなたも、
自分のデザインしたTシャツを着て、
こんなふうに、
街を闊歩したくないですか?
締切は7月10日(日)まで!!
詳しくはこちらをご覧ください!
「岡本太郎の沖縄」
岡本太郎記念館では、
本日7月6日から、
企画展「岡本太郎の沖縄」を
開催いたします!
太郎さんが撮影した
写真とともに当時の貴重な記録映像を展示。
ご来館お待ちしております!
1959年11月、岡本太郎は返還前の沖縄にはじめて降り立ちます。
久しぶりの骨休め。筆記用具を肌身離さずもち歩いていた敏子が、
このときばかりはノートももたずに出かけました。
ところが到着した途端にバカンス気分は吹っ飛びます。
目の前に広がる光景があまりに刺激的だったからです。
そこで太郎が見たものは、現代人がどこかへ押しやり、
失ってしまった日本でした。
「忘れられた日本」、そして「ほんとうの日本」。
清冽に生きる沖縄の人々に、
日本人の、そして自分自身の根源を見たのです。
さぞ嬉しかったにちがいありません。
震えるほど感動した太郎は、夢中になってシャッターを切りました。
直感と感動だけを頼りに、対象にギリギリっと寄って、
バシャバシャっと撮る。太郎がのこした写真の数々には
〝岡本太郎の眼〟が定着しています。
このとき太郎が切り取った沖縄を見てほしい。
太郎の感動を追体験してほしい。それが本展の動機です。
太郎が撮影した写真とともに、
当時の貴重な記録映像をご覧いただきます。
「これこそ、オレたち自身なんだぞ、日本そのものなんだぞ」
岡本太郎はそう言いました。
岡本太郎が見た沖縄をどうぞお楽しみください。
岡本太郎記念館 館長 平野暁臣
2016年7月6日(水)〜2016年10月30日(日)
協力:(株)沖縄テレビ開発
永田 砂知子
http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition/index.html
映画監督公募・途中経過のお知らせ。
長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』製作委員会*では、
「太陽の塔」のドキュメンタリー映画の製作を決定し、
その監督の公募を6月30日(木)まで実施いたしました。
*株式会社パルコ・公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・株式会社スプーン
今回、実施しました監督公募ですが、
「パブリックな場での上映・放映(オンエア)された作品を持つ監督
もしくは演出の立場での映像制作の実務経験者」
という応募資格があるものではありましたが、
応募総数 98通
おかげさまで多数の応募をいただくことができました。
皆さまには、告知等していただきき、
多大なるご協力をありがとうございました!
今後の予定としましては
2016年7月20日(水)をめど:
1次通過者数名を決定。
公式Webサイト上で発表。
8月下旬:
面接等を実施
9月中旬:
監督決定・公式Webサイト上で発表。
9月中旬~:
ドキュメンタリー映画制作開始
そして、
2018年劇場公開!
となっております。
今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします!!
『太陽の塔(仮)』監督公募 公式サイト
http://taiyo-no-to-movie.jp/
太陽の塔参戦!『ハカイジュウ』18巻発売!!
太陽の塔が電撃参戦をした、
『ハカイジュウ』の18巻が、
本日7月8日に発売されました!!
大阪城で再会した魅央と陽。
しかし、親娘の対面は感動の体などなさず!!
自分たちの家族を見捨てた父。
魅央の怒りは頂点に……!!
史上最悪の親娘ケンカ、勃発!!
あの“太陽の塔”も芸術的参戦!!!
c
『ハカイジュウ』 第18巻
本田真吾
少年チャンピオンコミックス(月刊少年チャンピオン)
秋田書店
さらに!!
『ハカイジュウ』の作者である、
本田真吾先生との対談が実現!!!
近日大公開!!!!
刮目して待て!!!!!!
「太陽の塔(仮)」監督公募 一次選考通過者発表!
長編ドキュメンタリー映画
「太陽の塔(仮)」監督公募
一次選考通過者が発表されました!!
太田信吾
関根光才
奥山大史
石田悠介
M.S
A.F
(順不同)
詳細は公式サイト
http://taiyo-no-to-movie.jp/ を
ご覧下さい!!!