「TARO T-SHIRTS デザインコンペ」に、
応募いただいた作品を紹介します!
画像をクリックすると、
デザインの詳細に飛ぶことができ、
一次審査では、
そのアクセス数が1つのポイントとなります!!
気になる応募作品は、
次のページから!!!
「TARO T-SHIRTS デザインコンペ」に、
応募いただいた作品を紹介します!
画像をクリックすると、
デザインの詳細に飛ぶことができ、
一次審査では、
そのアクセス数が1つのポイントとなります!!
気になる応募作品は、
次のページから!!!
7月20日(水)から7月30日(土)まで、
アクセスなどによる一次審査を行い、
上位3名の入選作品を選定いたしました!!
発表いたします!!!
中島隆善(38歳)
コジ子(27歳)
宮井春菜(19歳)
今後の予定としましては、
通過者はTシャツを実際に製作!
さらに1分以内のプレゼンテーション動画を
作成していただきます!!
※通過者の方には、後日メールお送りいたします。
それらをもとに9月上旬に審査会を実施し、
審査結果は、審査内容とともに
同日中に発表いたします!!!
平成28年9月8日。
天候の不安定な、
青山の岡本太郎記念館。
15時から行われた審査会・・・
『TARO T-Shirts デザインコンペ』の
最優秀賞が決まりました。
それでは発表します!!!
最優秀賞
宮井春菜さん
です!!
おめでとうございます!!!
審査の模様は、
後日レポート掲載しますので、
お楽しみに!!
長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』製作委員会(株式会社パルコ・公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・株式会社スプーン)は、「太陽の塔」のドキュメンタリー映画の製作を決定し、その監督の公募を実施致しましたが、この度監督が決定しましたので、ここにお知らせ致します。
今回の監督公募ですが、我々の予想を超える98名の応募があり、その中から第一次選考で6名の方に絞らせていただき、第二次選考として、それぞれが思い描く作品のプレゼンテーションおよび面談を行った結果、
関根光才(せきね こうさい)氏に決定致しました。
皆さまには、多大なるご協力を頂きまして、誠にありがとうございます。
関根氏はCM、MVなどを中心に国内外で活動する傍ら、短編ドキュメンタリー映画などをインディペンデントで制作するなど、意欲的に活動している映像作家です。長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮)』は、1970年の歴史的な巨大イベント・大阪万博で岡本太郎の残した「太陽の塔」の持つ意味を、約半世紀の時を経て改めて世に問いかけたいと考え、製作して参ります。
なお、2016年10月中旬より撮影を開始し、公開は2018年を予定しております。
製作委員会による選考理由
太陽の塔をめぐる解釈の説明や物語の構築にとどまらず、日本人と芸術の関係、さらには日本と日本人を考える契機にしたいとする関根監督のヴィジョンは、太陽の塔の今日的意味を探ろうとする本作品に大きな強度を与えるものである。また、関根監督の美しくアーティスティックな映像表現がこのドキュメンタリー映画に芸術性をもたらし、上質な質感の獲得が期待できると考えたため。
監督プロフィール
関根 光才 (せきね こうさい)
映像作家。
1976年東京生まれ、上智大学文学部哲学科卒。広告映像制作会社勤務時代に、初監督作品である短編映画「RIGHT PLACE」を発表。
同作品が海外の映画賞を多数受賞したことでデビューを果たす。その後、Young Directors Award グランプリを受賞したことで日本人の広告映像ディレクターとしては国際的な知名度を獲得、文化横断的なストーリーテリングで活動の幅を海外に拡げる。2008 年に独立すると、広告映像以外にも実験的な映像表現を取り入れた演出でミュージックビデオや映画、インスタレーションアートなど活動の幅を広げ、Cannes Lions でのグランプリやD&AD でのブラックペンシル、ONE SHOWやNew York Festival 金賞などの受賞など、特に国際的なクリエイティブアワードで多数の受賞を果たし、国際的に認知される日本人監督となる。
現在、国内・国外で映像作家としての活動を行う傍ら、3.11 福島原発事故以降に発足した、表現で社会や政治に向き合うアートプロジェクト「NOddIN(ノディン)」などでもインディペンデントな創作活動を続けている。
http://www.kosai.info
今後ともご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。
また詳細は公式サイト
http://taiyo-no-to-movie.jp/ をご覧下さい!
お待たせしました!
『TARO T-Shirts デザインコンペ』審査会レポートと、
審査後の鼎談の模様をお届けします!
—
PLAY TARO(以下PT):ではTシャツデザインコンペの審査をお願いします。まずは応募総数69点の中から、アクセス数をもとに選ばれた3点の入賞者さんの紹介とプレゼン動画をご覧ください。
PT:それでは中島隆善さんのデザインからお願いします。
平野:作品名の《Awake your TARO》っていうのは、「おまえのなかに眠っているTAROをよび覚ませ!」っていう意味だよね?
タナカ:ストレートなメッセージでとてもわかりやすいですね。
あいみょん:そうですね。わかりやすいし、ビジュアルのインパクトもありますよね。
平野:時間をかけて読み解いたり、考えなくていいという意味で、Tシャツというメディアにとても適している表現だと思うな。
平野:それに、太陽の塔がもっている大地から生えているようなイメージを反転させて、宙に浮いているような浮遊感があるのもおもしろいね。
あいみょん:現実にはない風景だから、空想とか夢とかそういうのが混ざっているような感じがして、おもしろいです。
タナカ:この作品は、表と裏の印象がまったくちがう。いろんなエネルギーがそのままデザインになっているのかな、と想像しました。
平野:なるほど。
タナカ:「初動」っていうのかな、そういうものを感じますね。
PT:それでは続いてコジ子さんのデザインです。
あいみょん:太郎さんの名言が太陽の塔を囲んでる!
平野:これはこのまますぐ着られる。安定感があるっていうか…。そういう意味で、Tシャツとしての完成度はいちばん高いんじゃないかな。
タナカ:いろいろなアイデアがあったと思うけど、それをあえて抑えたのかも。
平野:ああ、なるほど。
タナカ:太郎さんっていうと、原色を使いたくなるし、足し算になりがちじゃないですか。
平野:他の多くの作品とは別のものの見方をしているのかもしれないね。これはTシャツのデザインコンペであって、アートアワードではないっていうことをよく理解している。
あいみょん:わたしも応募作品をサイトで見たんですけど、原色が多かった中で、これだけシンプルなのは目を引きますよね。
PT:3作品目は宮井春菜さんです。
平野:オールスター夢の饗宴だね(笑)。
あいみょん:コジ子さんのとは対照的にたくさん詰め込んでますね。
タナカ:前面にデザインを展開している。こんなにやったら、原価高そう(笑)。
平野:(笑)このTシャツ、素材もおもしろいね。
平野:このブラックホールのところのチョイスなんて、かなりマニアックだよね。《午後の日》や《犬の植木鉢》みたいな売れ線を選んでいない。なぜこの作品をコラージュしたんだろう?
タナカ:文脈はないんじゃないですかね。かわいいと思ったものを選ぶっていうか….。
あいみょん:コレ、着ていていちばん楽しいかも。
平野:たしかにこれを着たら気分が上がりそうだ。まあ、ぼくの歳だとちょっとムリだけど(笑)。でもそれって、もしかしたら、TAROのTシャツにとっていちばん大事なことかもしれないね。
平野:それと、このデザインを見ていると、なぜか、この人がなにを美しいと考えているのか、みたいなことを、つまりこの人自身のことを知りたくなってくる。作品の背後にある世界観みたいなものっていうか…。
タナカ:そう考えると、いちばん話を聞いてみたいかもしれないな。
あいみょん:たしかに!
こうして選ばれたのが宮井春菜さんのデザインされたTシャツです!
後日、宮井さんのインタビューを掲載する予定ですのでお楽しみに!
次のページからは審査後に行われた鼎談をお届けします!
舘鼻則孝 「呪力の美学」
舘鼻則孝と岡本太郎がぶつかり会う展覧会
初の一般公開となる生と死をテーマとした作品群
「トレーシーズオブアコンティニュイングヒストリーシリーズ」から、
舘鼻自身の頭蓋骨を真鍮による鋳造彫刻として表現した作品。
富山県高岡市の鋳物工房能作とその伝統工芸士の技巧によるもの。
舘鼻則孝 「呪力の美学」に寄せて
アーティストプロフィール
舘鼻 則孝(たてはな のりたか)
アーティストトーク
ギャラリートーク
アーティストトークに加えて会期中の月に一度、舘鼻則孝のスタジオスタッフに寄るギャラリートークを開催します。制作の舞台裏を知るスタッフ目線での作品解説となります。日程等の詳細は随時、岡本太郎記念館のオフィシャルウェブサイト等で告知されます。
岡本太郎記念館オフィシャルウェブサイト:http://www.taro-okamoto.or.jp/
限定グッズ販売
岡本太郎記念館企画展
「TARO賞20年/20人の鬼子たち」
岡本太郎記念館(東京・南青山)では、
2017年3月12日(日)から6月18日(日)まで、
TARO賞20年を記念した企画展『TARO賞20年/20人の鬼子たち』を開催します。
本展に参加するのはTARO賞に入選した20人のアーティスト。
その後もめざましい活躍を見せる “20人の鬼子たち” が繰り広げる
濃密なアート空間をどうぞご堪能下さい。
TARO賞20年を記念した
“20人の鬼子たち” が一堂に会する展覧会
参加作家:
宇治野宗輝 F in the woods A
梅津庸一 死霊がわたしを見ているⅡ
大岩オスカール 太郎さんの犬とシャドウ・キャットの出会い
オル太 (仮)都市の場所
風間サチコ サバ景圖
加藤翼 The Raft of _________
加藤智大 Clinging shadow
金沢健一 共振域ーTaro’s Vibration
キュンチョメ (仮)普通の願い
斉と公平太 オオウチ錯視の作者を探す旅
サエボーグ 「Pigpen」movie
関口光太郎 手の子
天明屋尚 婆娑羅山水
東北画は可能か? ゆくもの
ながさわたかひろ プロ野球画報2016
西尾康之 Space Wall
村井祐希 プリズムのためノ服
山口晃 滑落圖
吉田晋之介 plant
若木くるみ 岡本太郎 様
(50音順)
『TARO賞20年/20人の鬼子たち』
岡本太郎を失ってひとりになったとき、
ぼくたちの心配をよそに、岡本敏子は気丈でした。
太郎を次の時代に伝えるのが私の仕事。
そう言って、すぐさま行動を開始します。
真っ先に取り組んだのが記念館の開設とTARO賞の創設でした。
このふたつを実行するため に財団法人を設立し、
あの小さい体で残された9年を駆け抜けたのです。
こうして生まれたTARO賞も、おかげさまで20年を迎えました。
敏子が手づくりではじめ た小さな試みが、
いまでは現代芸術のアワードとして広く認知されるまでになりました。
第20回までの入選者はじつに410名(組)に上ります。
なにより嬉しいのは、
入選作家た ちがその後めざましい活躍を見せてくれていること。
それがこの賞の意義と価値を支えている のだと思います。
TARO賞20年を記念して、
“20人の鬼子たち” が一堂に会する展覧会をつくりました。
いず れも一筋縄ではいかない作家たちですから、
立ち現れるのはカオスでしょう。
唯一無二の濃密なアート空間をどうぞご堪能ください。
岡本太郎現代芸術賞20周年記念展実行委員会
椹木野衣 北條秀衛 山下裕二 和多利浩一
/ 平野暁臣
http://www.taro-okamoto.or.jp/
会期:
2017年3月12日(日)~6月18日(日)
展 示:
20人のアーティストによる、
インスタレーション・立体・映像作品 14点
絵画・版画・ドローイング 6点
これらを一挙に展示します。
場所:
岡本太郎記念館
開館時間:
10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:
毎週火曜日 祝日の場合は開館、保守点検日
入館料:
一般620(520)円、小学生310(210)円
※( )内は15人以上の団体料金
ギャラリートーク:
3月17日(金)、4月14日(金)、5月18日(木)、6月15日(木)
※予約不要。日程は変更する可能性があります。
お問い合わせ:
公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・岡本太郎記念館
TEL:03-3406-0801
協 力:
川崎市岡本太郎美術館 佐藤卓/佐藤卓デザイン事務所
コンセプト/イメージ(参考画像)
※は旧作
『TARO T-SHIRTS デザインコンペ』で最優秀賞を受賞した、
宮井春菜さんの公式Tシャツが明日3月15日(水)に販売されます!
そこでPLAY TAROでは宮井春菜さんにインタビューをさせていただきました!
-最優秀賞、おめでとうございます!
宮井:ありがとうございます!
-応募しようと思ったきっかけは?
宮井:デザインの専門学校に行っているんですけど、
そこにフライヤーが置いてあって知りました。
以前から岡本太郎さんは好きだったんですけど、
フライヤーの文字組とかを見たかったのでもらっただけで応募するつもりはなくて。
でも先生から「応募したら?」っ言われて。
-その一言がなかったら応募しなかったかもしれない?
宮井:そうですね。
なので先生に最優秀賞のことを伝えたら、
とっても驚いていました。
-岡本太郎は子供の頃からお好きなんですか?
宮井:子供の頃、大阪府吹田市に住んでいたので太陽の塔を見て育ちました。
-小さい頃から太陽の塔の洗礼を受けていたんですね?
宮井:そうですね。いまでも大好きです。
-受賞された「岡本太郎の宇宙」で、
先日の審査員評にもありましたが、
平野:このブラックホールのところのチョイスなんて、かなりマニアックだよね。《午後の日》や《犬の植木鉢》みたいな売れ線を選んでいない。なぜこの作品をコラージュしたんだろう?
タナカ:文脈はないんじゃないですかね。かわいいと思ったものを選ぶっていうか….。
これについてはいかがですか?
コラージュされた作品のチョイスについては?
宮井:タナカさんがおっしゃるように、かわいいなと思ったのをレイアウトしたっていうのはあります。
でも基本的に岡本太郎っていうと「太陽の塔」っていうイメージかなって。
実際にわたしの友達も知っているのは岡本太郎本人と「太陽の塔」だったので、
ほかの作品もぜひ見てもらいたいなと思いました。
-これまでにもTシャツのデザインはされていたんですか?
宮井:いえ、はじめてです。
ただゼミの先生が釣りのルアーづくりを本職でやられている先生で。
それで日頃からいろいろとアドバイスは受けていました。
-実際につくってみて出来映えはいかがでしたか?
宮井:もうちょっとできたんじゃないかなって(笑)。
あとから見直すと思いますね。
-そんな宮井さんのデザインした公式Tシャツが、
いよいよ明日、3月15日(水)に販売されます!
宮井:ありがとうございます!
-これはどういう感じで進めたんですか?
宮井:まず平野さんから電話で、
「何かを壊して」って言われて・・・
思考の穴に落ちたりと、いろいろと大変だったんですけど、
できあがってよかったです。
-今回は商業的な作品ということで、
いろいろアドバイスはもらったんですか?
宮井:技術的なところはいただきましたが、
考え的な部分に関してはなかったです。
むしろ「いいね」とか「かわいいね」とか言ってもらえて、
ありがたかったです。
-まずこちらがリュックのTシャツですね。
宮井:まるでリュックを背負っているような感じで。
そこにいろいろグッズをつけて・・・
太郎グッズをあんまり買えない人でも、
このTシャツ1つでいっぱいもっているように見えるんです。
-おもしろい!
宮井:次が友達と「おごと温泉」に足湯に行ったときに思いついたもので(笑)。
宮井:岡本太郎の作品たちが温泉に入ってゆったりしていたらかわいいんじゃないかと。
-かわいい!
宮井:温泉につかってもらいました。
-この2点が販売されるんですね!
宮井:はい。本当にありがとうございます!
かわいかったり、かっこよかったりするTシャツの中に、
岡本太郎作品が生きているっていうことを考えました。
どうぞよろしくお願いいたします。
-本当におめでとうございます!ありがとうございました!
宮井:ありがとうございました。
【宮井さんから】
コンセプトは「作品たちとの日々」です。
岡本太郎が生み出した作品たちと一緒に 街中を歩くというコンセプトです。
リュックを背負っているかのようにデザ インしました。
【宮井さんから】
コンセプトは「温泉に入って疲れを癒す」です。
日々我々人間に色んな衝撃や考え、影響を与えている岡本太郎が生み出した作品達。
だが、彼らも長年の疲れというものは溜まっているだろう。
そこでだ。日本人が大好きな温泉に入って溜まった疲れを癒そうではないか。
これからも人間に色んな世界を見せるために。
今回、イラストテイストにしました。
「若い夢」が「いい湯だなぁ」と思っている姿や
太陽の塔がくつろいでいる姿などをデザインしました。
湯気も岡本太郎タッチをイメージしました。
—
Tシャツサイズは2種共通でワンサイズになります。
(着丈:68cm 身幅:50cm 肩幅:42cm 袖丈:20cm)
「温泉」ボディーカラー:白・前プリントのみ・¥4104
「リュック」ボディーカラー:ライトグレー・後プリントのみ・¥4536
宮井春菜さんのデザインされたTシャツについては、
こちらの現代芸術アトリエのサイトをご覧ください。
http://taro-okamoto.com/picupgoods.html#tt
『自分の運命に楯を突け』につづく、
『自分の中に毒を持て』シリーズの第三弾が、
4月7日に発売されます。
タイトルは、
『自分の中に孤独を抱け』
第一章 人生のドラマは、いつだって自分が中心だ
第二章 「挑み」をやめた瞬間から老人になる
第三章 人生は不純なものとの闘いだ
第四章 人間は樹に登りそこなった
第五章 創造すること、それは人間の本能的な衝動だ
第六章 ぼくは抵抗する。その決意はますます固い
己れを信じ、己れをつらぬき、己れを突き出せ。太郎はそう言います。
わかるけど、オレにはとても真似できそうにない。
そう思われたかもしれません。ぼくだってそうです。
でも太郎は「スーパーマンになれ」と言っているわけじゃない。
太郎自身がスーパーマンだったわけでもありません。
〝キミはキミのままでいい。弱いなら弱いまま、誇らかに生きてみろよ〞
そう言っているだけです。
そうやって生きたのが岡本太郎なのです。
太郎はけっしてバーチャルではありません。
ナマ身の実体、リアルな現実です。
それとどう向きあっていくか。
いかにして〝岡本太郎〞を体内にとり込むか。
これほどスリリングでおもしろいテーマは滅多にありません。
(あとがき『岡本太郎という生き方 平野暁臣』より抜粋)
明日4月7日に発売される、
『自分の中に孤独を抱け』
PLAYTAROでは特別に、
冒頭の数ページを公開いたします!
第一章
人生のドラマは、
いつだって自分が中心だ
孤独を悲壮感でとらえるな
人間は、孤独になればなるほど人間全体の運命を考えるし、人間の運命を考えた途端に孤独になる。
だから人間一人ひとりが孤独でなければいけない。それが人間の矛盾律だ。
ひとはみな、この社会、集団のなかに生まれ、社会的存在として生きている。だが同時に、徹底的に孤独な存在だ。ひとはだれもが〝みんな〞であると同時に孤独なんだ。
みんな孤独を誤解している。孤独というと、すーっと首を引いて、ちくしょうと思っていても人前ではおくびにも出さず、ひとの見えないところで悔しがったり、薄暗
いところでひとりしょんぼりしたり、すーっと身を潜めることだと思っている。
ぜんぜんちがうよ。
孤独とは、しょんぼりしたり、がっかりしたり、自分の身を引くことじゃない。〝ぜんぶ〞の上に覆いかぶさり、みんなの運命、全人類の運命を背し負ょい込む。それがほんとうの孤独だ。
世界即己れ。そう考えて、人間全体の運命を背負い込もうと決意する。それが十余年のパリ生活の終わりにぼくが到達した結論だ。
もうひとつ、これも誤解が多いが、孤独と単独はちがう。孤独であるってことは、全体であるということ。単独はそこから逃げちゃうこと。
これまで日本では、純粋の保ち方として逃げることが是とされてきた。単独者が純粋だと思われてきた。
でもそれはちがう。純粋とは逃げることじゃない。
そうじゃなくて、みんなと対決すること、挑むこと、闘う孤独者であること。それがほんとうの純粋だとぼくは思う。単独であっちゃいけない。
そして、それを積極的にうち出していけば、おのずと孤独になる。
もしキミが、会社という孤独さえ感じられないようなシステムのなかにいるなら、レジャーのときに徹底的に孤独になることによって、自分を見返し自分と闘う、そういう方法だってある。キミにだってできるんだ。
現在のシステムが膨張していくほど、さらに絶望的な状況になるだろう。
これから大事なことは、生産を拡大させるだけでなく、それに見合った人間存在、すなわち政治や経済に対する人間=芸術という存在と、その誇らかな孤独を一人ひと
りが確認し、その孤独者が集まって、ぶつかりあうことだ。人間同士触れあうことによって、人間は確立されるんだからね。
自分はひとりぼっちだとか、自分だけが苦労している、なんて自分ひとりで孤独を味わうんじゃなくて、孤独な人間がどんどん集まって、巨大な「孤独な人間像」をつくりあげるべきだ。そうすることによって、政治、経済、人間の不思議なバランスも
とれる。
人間的なモメント、孤独のモメント、それに挑むこと、闘うこと。世界全体を相手にフェアな闘いを挑むこと。つまりは自分自身と闘うこと。
人間がいちばん人間的なのは、孤独であるときなんだ。だからぼくは言いたい。
孤独を悲壮感でとらえるな。
孤独こそ人間の現実的なあり方であって、狭い、特殊な状況じゃない。人間全体、みんなの運命をとことんまで考えたら、ひとは必然的に孤独になる。孤独であるからこそ、無限の視野がひらける。
とことんまで自分を突きつめ、それに徹しきれば、その究極に豁かつ然ぜんと、人間全体の同質的な、一体となった世界が展開する。
それが人間の誇りだ。
気になるつづきは本書にて。
ぜひお買い求めください。
太陽の塔ぬいぐるみシリーズが発売されます!
4月20日ごろから店頭に並ぶとのこと!
ああ、なんて可愛いらしい太陽の塔でしょう。
そして耳よりなお知らせです!
なんと4月14日から、
下記の店舗にて先行販売されます!!
先行販売店
・キデイランド 原宿店
・キデイランド 梅田店
・キデイランド エキスポシティ店
・大阪万博公園内 ロキストア
・岡本太郎記念館
この機会にぜひゲットしてください!!
先日、お知らせした、
4月20日ごろからに販売される、
「太陽の塔ぬいぐるみシリーズ」!
その全貌が判明しました!!
まずはこちら!
先日もお知らせして大評判だった「だるま風」!
引っ張ると振動する「ぶるぶる」!
このように交通ICカードも入れることができる「リールパス」!
メモなんかも挟めちゃう!「マグネット」!
太陽の塔を斬新なポーズで!「這型」!
以上の5種類!!
また本日4月14日より、
下記の店舗にて先行販売されます!!
先行販売店
・キデイランド 原宿店
・キデイランド 梅田店
・キデイランド エキスポシティ店
・大阪万博公園内 ロキストア
・岡本太郎記念館
ぜひ「ぬいぐるみシリーズ」ゲットしてください!!
※発売日が26日(水)に変更となりました。
いよいよ26日(水)発売の「太陽の塔ぬいぐるみシリーズ」!
さらなる速報が入ってまいりました!
こちらの、
この這型(41cm)のぬいぐるみを大きくしたような、
100cmのクッションが20日から発売予定です!!
ぜひお買い求めください!!
この度、万博記念公園内の市立吹田サッカースタジアムを本拠地とするガンバ大阪が、
「太陽の塔」とのコラボを中心とした試合連動イベントを開催することになりました!
その名も、
「GAMBA EXPO」!!
8月13日(日)18:30キックオフ!!!
VSジュビロ磐田
①選手が「太陽の塔」をモチーフにした特別デザインの記念ユニフォームを着用!
②選手着用ユニフォームをベースにした
「GAMBA EXPO限定記念ユニフォームシャツ」を来場者全員にプレゼント!
(ビジター席除く)
③1970年大阪万博入場券を模した「GAMBA EXPO 記念チケット」の発売!
岡本太郎記念館 館長 平野暁臣コメント
いま「太陽の塔」の内部を再生/公開するプロジェクトが進行しています。
塔内で皆さんを待っているのは、生命力のエネルギーと尊厳が結晶した「生命の樹」。
岡本太郎が問い掛けた“いのち”のメッセージが、再びぼくたちに届く日が来るのです。
このプロジェクトに共感するガンバ大阪が、粋な企てを考えてくれました。
「太陽の塔」をまとってグラウンドを駆け抜ける選手たち。
「太陽の塔」とともに波打つ観客席の地響きと歓声。
真夏のスタジアムを包み込む“いのち”の躍動。想像しただけでワクワクしませんか?
ガンバ大阪 代表取締役社長 山内隆司コメント
この度は1970年の日本万国博覧会以来、
姿形を変えずに存在している国宝級の「太陽の塔」と連携出来ることに大変喜びを感じております。
世界のサッカー界を見渡してもなかなかお目にかかれない斬新なデザインのユニフォームを選手が着用し、
ガンバ大阪を媒体に皆様へ「太陽の塔」が現在においても輝きを放っていることを伝えられたら喜ばしい限りです。
そして岡本太郎が世間を驚嘆させる芸術活動に情熱を持って挑戦し続けたように、
ガンバ大阪もその情熱を試合で表現し、勝利を目指したいと思います 。
公式サイト:http://www.gamba-osaka.net/
問い合わせ先 ガンバ大阪:06-6875-8111
岡本太郎記念館企画展
「岡本太郎の東北」
縄文との出会いから5年が過ぎた1957年。
日本文化の本質をさがす旅に出た岡本太郎は、
最初に訪れた東北でいきなり“原始日本”と遭遇します。
貧しく閉ざされた冬の東北。
そこには見えない力と対話する“呪術の心”が息づいていました。
東北で原日本の片影に触れた太郎は、
沖縄でその心が脈々と受け継がれている姿を目撃し、
1962年の東北再訪を経て、
日本人の血の中にいまも縄文の心が宿っていることを確信します。
この体験こそが岡本芸術の方向を決定づけ、
ついには太陽の塔の誕生へとつながっていきます。
岡本太郎の眼がとらえた60年前の東北。
ぶ厚く豊かな日本。
ぼくたちはそれを見たことがないけれど、
けっして他人事ではありません。
これこそ、われわれの日本であり、
われわれ日本人そのものだからです。
岡本太郎の眼が切り取った「ほんとうの日本」をどうぞご覧ください。
岡本太郎記念館館長 平野暁臣
会期:
2017年7月1日(土)~10月9日(月)
展示:
写真約60点
(特別展示期間中は展示点数に変更があります)
映像展示
TARO賞受賞作家・特別展示予定
三宅感(7月1日~17日)※2016年太郎賞
井原宏路(9月26日~10月9日)※2017年敏子賞
場所:
岡本太郎記念館
開館時間:
10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:
毎週火曜日
※臨時休館:
2017年9月4日(月)~ 8日(金)
入館料:
一般620(520)円、小学生310(210)円
※( )内は15人以上の団体料金
ギャラリートーク:
7月14日(金)、8月24日(木)、9月14日(木)、10月6日(金)※各日14:00~ 20分程度
予約不要。
日程は変更する可能性があります
協 力:
川崎市岡本太郎美術館
特別展示:
会期中には、
第19回岡本太郎現代芸術賞で太郎賞を受賞した三宅感、
第20回敏子賞を受賞した井原宏蕗による
新作の特別展示とアーティストトークをそれぞれ予定しています。
※特別展示につきましては詳細が決まり次第、
別途ご案内いたします。
(写真提供:川崎市岡本太郎美術館)
(写真提供:川崎市岡本太郎美術館)
先日、修復・再生したうえで、群馬県前橋市に移設されることが発表された岡本太郎の《太陽の鐘》。
11月を目処にお披露目される予定です。
《太陽の鐘》は1966年に制作されたもので、高さ約6.5メートル。
日本通運が1966年に静岡県内に開設したレジャー施設「日通伊豆富士見ランド」に設置されましたが、99年に閉園した後は非公開となり、幻の作品と呼ばれていました。
岡本太郎は開園直後の新聞広告(日産セドリック)のなかでこう語っています。
《自然に挑み、対立する――ここに芸術の感動が生まれる》
芸術のよろこびは自然をうつすのではない。自然に挑み、緊張的に対立するところに生まれるのだ――そう私は考えます。
先日、私は伊豆の山の上に太陽を象徴した、この大釣鐘「太陽の鐘」を造り上げました。日本を代表する富士山と駿河湾の景色をバックに、頭頂に太陽をいただき、周囲に生命を讃えて躍動する群像を配した「太陽の鐘」。この巨大な造形、壮大な鐘音が、伊豆の山々に力強く響きわたっています。
この作品が半世紀の時を経てなぜ群馬県前橋市に?
きっかけは、生前の岡本敏子が親しくつきあい、《明日の神話》再生プロジェクトでも大きなサポートをしてくれた糸井重里さん。昨夏に前橋が官民協働で策定したまちづくりビジョン「めぶく。」にかかわった縁で、地元の街づくり支援団体「太陽の会」の田中仁会長(JINS社長)と岡本太郎財団を引き合わせてくれたことから、街づくりのシンボルとして《太陽の鐘》が嫁入りすることになりました。
平野暁臣館長は寄贈の理由について「若い創造力に賭けるという我々の価値観、行動原則と太陽の会が目指しているアクションは通底する」と話しています。
田中会長は「人々の交流の起点になり、街が本質的に変わるきっかになれば」と期待を寄せます。
また糸井さんは「『なんだ、これは!』というのが岡本太郎の芸術の定義。(街の再生に)雷のような効果があればいいなと思う」と話しました。
一般公開は20年ぶりとなるこの作品。
太陽の鐘とは、どんな作品なのか。
そしてこの伝説の作品の寄贈先になぜ前橋が選ばれたのか。
6月7日(水)、移設先のデザインを手がける世界的な建築家・藤本壮介氏と岡本太郎記念館館長・平野暁臣が、このプロジェクトについてはじめて語ります。
会場は前橋テルサで、19:30から。
お近くの方はぜひお越しください。
入場無料。
問い合わせは、
info@machinaka.agency(前橋まちなかエージェンシー)
岡本太郎記念館では、
本日10月13日から、
「太陽の塔1967-2018
-岡本太郎が問いかけたもの-」
を開催いたします!
本展では、
プロデューサーとして大阪万博に参画した1967年から
塔内が再生される2018年まで、
半世紀におよぶ足跡を振り返り、
岡本太郎がテーマ館/太陽の塔に込めた思いをすくいあげていきます。
ご来館お待ちしております!
2018年3月、太陽の塔がついに再生します。
耐震補強工事の機にながらく放置されていた塔内が修復され、
恒久的な展示施設に生まれ変わるのです。
「《生命の樹》は太陽の塔の“血流”であり、内壁の襞は“脳の襞”だ」
岡本太郎はそう言いました。
太陽の塔は内臓をもつ“いきもの”なのです。
太陽の塔が内蔵を取り戻し、半世紀ぶりに目を覚ます。
この機会をとらえ、
「太陽の塔とはなにか」をもういちど考えようと思います。
本展では、
プロデューサーとして大阪万博に参画した1967年から塔内が再生される2018年まで、
半世紀におよぶ足跡を振り返り、
岡本太郎がテーマ館/太陽の塔に込めた思いをすくいあげていきます。
フィギュア界のチャンピオン海洋堂の全面協力のもと、
大阪万博テーマ館のミニチュア立体化を敢行。
これまで写真でしか見ることができなかった芸術的な展示空間を、
3次元で追体験する機会を用意しました。
過去にも例のない試みです。
あのとき岡本太郎が日本社会に問いかけたものはなんだったのか。
それはいまを生きるぼくたちになにをもらたし、なにを変えるのか。
生まれ変わる太陽の塔とともに、考えてみませんか?
岡本太郎記念館館長 平野暁臣会
第1期
2017年10月13日(金)~ 2018年2月18日(日)
第2期
2018年2月21日(水)~5月27日(日)
※第2期では展示の一部を入れ替え、太陽の塔再生プロジェクトの一端をご紹介します。
協力:
海洋堂/現代芸術研究所/乃村工藝社/宝島造形/繪宙計畫/
龍遊館/あべのハルカス美術館/大林組/大阪府日本万国博覧会記念公園事務所
岡本太郎記念館で、
大好評開催中の、
「太陽の塔1967-2018
-岡本太郎が問いかけたもの-」
2月21日より第2期がはじまります!
2018 年3 月、太陽の塔がついに再生します。
耐震補強工事の機にながらく放置されていた塔内が
修復され、恒久的な展示施設に生まれ変わるのです。
「《生命の樹》は太陽の塔の“ 血流” であり、内壁の襞は“ 脳の襞” だ」
岡本太郎はそう言いました。
太陽の塔は内臓をもつ“いきもの” なのです。
太陽の塔が内蔵を取り戻し、半世紀ぶりに目を覚ます。
この機会をとらえ、
「太陽の塔とはなにか」をもういちど考えようと思います。
本展では、プロデューサーとして大阪万博に参画した1967 年から
塔内が再生される2018 年まで、
半世紀におよぶ足跡を振り返り、
岡本太郎がテーマ館/太陽の塔に込めた思いをすくいあげていきます。
フィギュア界のチャンピオン海洋堂の全面協力のもと、
大阪万博テーマ館のミニチュア立体化を敢行。
これまで写真でしか見ることができなかった芸術的な展示空間を、
3 次元で追体験する機会を用意しました。
過去にも例のない試みです。
さらに、2 月21 日からはじまる第2 期では、
じっさいに塔内再生工事で使われた原型や模型などをとおして、
再生の軌跡を生々しく辿っていきます。
復元される《地底の太陽》の原型も登場。
再生プロジェクトの舞台裏をどうぞご覧ください。
岡本太郎記念館館長 平野暁臣
第2期
2018年2月21日(水)~5月27日(日)
第1期
2017年10月13日(金)~ 2018年2月18日(日)
協 力:
海洋堂/現代芸術研究所/乃村工藝社/宝島造形/繪宙計畫/龍遊館
あべのハルカス美術館/大林組/大阪府日本万国博覧会記念公園事務所
http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition/
本日、2月21日より、
第2期がはじまります!
岡本太郎記念館で、
大好評開催中の、
「太陽の塔1967-2018
-岡本太郎が問いかけたもの-」
2018 年3 月、太陽の塔がついに再生します。
耐震補強工事の機にながらく放置されていた塔内が
修復され、恒久的な展示施設に生まれ変わるのです。
「《生命の樹》は太陽の塔の“ 血流” であり、内壁の襞は“ 脳の襞” だ」
岡本太郎はそう言いました。
太陽の塔は内臓をもつ“いきもの” なのです。
太陽の塔が内蔵を取り戻し、半世紀ぶりに目を覚ます。
この機会をとらえ、
「太陽の塔とはなにか」をもういちど考えようと思います。
本展では、プロデューサーとして大阪万博に参画した1967 年から
塔内が再生される2018 年まで、
半世紀におよぶ足跡を振り返り、
岡本太郎がテーマ館/太陽の塔に込めた思いをすくいあげていきます。
フィギュア界のチャンピオン海洋堂の全面協力のもと、
大阪万博テーマ館のミニチュア立体化を敢行。
これまで写真でしか見ることができなかった芸術的な展示空間を、
3 次元で追体験する機会を用意しました。
過去にも例のない試みです。
さらに、2 月21 日からはじまる第2 期では、
じっさいに塔内再生工事で使われた原型や模型などをとおして、
再生の軌跡を生々しく辿っていきます。
復元される《地底の太陽》の原型も登場。
再生プロジェクトの舞台裏をどうぞご覧ください。
岡本太郎記念館館長 平野暁臣
第2期
2018年2月21日(水)~5月27日(日)
第1期
2017年10月13日(金)~ 2018年2月18日(日)
協 力:
海洋堂/現代芸術研究所/乃村工藝社/宝島造形/繪宙計畫/龍遊館
あべのハルカス美術館/大林組/大阪府日本万国博覧会記念公園事務所
http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition/
「なぜ岡本太郎が一本釣りされることになったのか。その答えは本書であきらかになりますが、直接の事情がどうあれ、太郎のような危険人物が国家祭典の中枢に迎えられたことはまぎれもない事実であり、この一点をもって、大阪万博がいかに非日常的な状況下で準備されていたかがわかります。(本文より抜粋)」
平野暁臣(著)
「好きなようにやってくれ、予算のことはいいから」
太郎とともに前代未聞の巨大プロジェクトに挑んだのは、20代・30代の若者たちだった。
青春出版社 1404円(本体:1300円)
http://www.seishun.co.jp/book/19639/